2025年05月02日

はなののののはな

はなののののはな
はなのななあに

いきなり 意味不明の言葉あそび
恐縮です

これは
昨年11月に92歳で亡くなった
著名な詩人 谷川俊太郎さんが
作られた詞の一部のご紹介

しりとりのような…
回文のような…そんな作風が
私は気に入っていました
とても印象に残った
フレーズなので
切り絵にしてみました


      はなののののはな
      はなのななあに

    青い空 上に仰いで
    ほほえみの花
    のびのびです
 

 真ん中の輪の色を変えてみました
 茶色の大地 下に見て
 いきいきの花
 さわやかです

 

 谷川俊太郎さんは 
    はなののののはな
    はなのななあに
    なずななのはな
    なもないのばな 
 こんな詞に仕立てました

 言葉の音楽性 
 言葉の楽しさ
 言葉が醸し出すリズム
 いいですね  face03

 声に出して読むだけでは物足りない方は
 ♪アルプス一万尺
 ♪雪山賛歌 の のりで
 軽やかに歌ってみよう
 きっと気分爽快になるはず!face02

 野に咲く花の 名前は知らない
 だけれど 野に咲く花が好き
 帽子にいっぱい 摘みゆけば
 なぜか涙が 涙がでるの

 この4小節は
 昔 フォークグループの
 ザ・フォーク・クルセダーズが
 歌った反戦歌「戦争は知らない」です
 ネットで検索すると
 なつかしい 歌声が今も聞かれます

 なもないのばな
 はなのななあに

 みんなささやかなれど
 可憐に生きているんだね

 
   

Posted by babatrain at 22:08Comments(0)